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貯槽の大気圧を調整するエアー処理方法
粉体ハンドリングには原料、中間製品、最終製品の一時保管を目的とした貯槽(容量の大小でサイロ、ホッパーと呼ばれているもの)という操作があります。
一般的に貯槽装置は槽内が陽圧となれば粉漏れの心配があり、また陰圧になれば排出性が悪くなることもあり、よってこれらの問題を解決する為には大気圧に近い所で操作することが必要となります。
そして大気圧に近づける為、投入時には入った粉の容量分のエアーを抜く、また排出時には排出される粉の容量分のエアーを入れることでそれが可能となります。
今回は貯槽におけるエアー処理方法の一例をご紹介させて頂きます。
どんな時にエアー処理が必要か
1. 槽内のエアーを抜く
・投入された粉体分のエアー
・空気輸送などで使用される搬送用エアー
・回転機器などの軸シール用エアー
・排出促進用エアー
・吸湿防止等の粉体物性管理用エアー
・簡易的な余圧管理用エアー
2. 槽内にエアーを入れる
・排出された粉体分のエアー
どんな処理方法があるか
①解放+局所集塵
〈メリット〉
・構造がシンプルである
・フィルター等を必要としない
〈デメリット〉
・解放の為コンタミリスクがある
・集塵ロスがある
② 簡易エアー抜き
〈メリット〉
・構造がシンプルである
・ろ布か安価なものが多い
・集塵ロスが少ない
〈デメリット〉
・逆洗機構が無いのでフィルター性能が低下する
・通気度の高いろ布を使う為、粉により透過が発生する可能性がある。また、系外からの異物混入の可能性がある
③ 連通管
〈メリット〉
・構造がシンプルである
・フィルターを必要としない
・エアーの処理を集約できる
〈デメリット〉
・連通管の流れ制御(開閉)を必要とする場合がある
・清掃、メンテナンス性が悪い場合がある
④ シールポット
〈メリット〉
・フィルターを必要としない
・槽内の気密を保つ事が出来る
〈デメリット〉
・シール液の管理が手間である
・負圧では適さない
・排気圧が大きく変動するものには適さない
・定期的に集塵粉の回収・清掃が必要である
⑤ 逆洗機構付フィルター
〈メリット〉
・逆洗機構が有るのでフィルター性能の低下が少ない
・集塵ロスが無い為歩留まりが高い
・集塵設備が必要ない(場合による)
・差圧管理でフィルターの状態を把握できる
〈デメリット〉
・フィルター及び装置が高価である
・ユーティリティーを必要とする
納入実例
弊社空輸装置ASPECのフィルター部をエアー抜きとして使用した納入例です。
メンテナンス性が高く、外観の良さや、作業環境の改善に繋がると高い評価を頂いております。
今回、基本的なエアーの処理方法を紹介させて頂きました。
エアーの処理方法は各プラントでの考え方や、粉の物性、コストに左右される内容です。
ぜひ一度弊社にご相談ください。
弊社よりお客様に適した設備提案をさせて頂きます。
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